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ストーマと日常生活

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イレオストミーの注意点

  • イレオストミーでは一日に約800mlくらいの電解質を含んだ便が出るため、電解質のバランスが崩れ、ふらつき、気分が悪くなる、脱水に注意が必要ですので、水分・電解質バランスを整えましょう。
  • 水分や電解質を含んだ清涼飲料水や栄養補助食品などで補給をしましょう。
  • 水分は約1日1.5〜2リットルを目標に摂取し、水分は水のほかに、清涼飲料水、スープ、水分を多く含んだ野菜や果物からも摂取できます。
  • コーヒー、紅茶、お茶などのカフェインを含んだものは利尿効果があるため、摂取を控えるか水と一緒に飲みましょう。
  • 食事の際には、塩分を取るようにしましょう。
  • 一日の排便量が1リットル以上ある場合や脱水症状が改善しない場合は受診しましょう。

カリウム多く含んだ食品

バナナ・野菜スープ・ブイヨン・魚・肉・牛乳・チーズ・ヨーグルト・醤油・食塩 など

ナトリウムを多く含んだ食品

野菜スープ・インスタントスープ・ブイヨン・トマトジュース・ハム・ウィンナー・スナック菓子類 など

フードブロッケージの予防

  • 小腸では大腸より腸管が狭いため、食物残渣の塊が腸管に停滞し消化液や便の流れを阻害してしまうことがあり、これをフードブロッケージといいます。
  • 症状は、痙性腹痛、悪臭を伴った水様性が出る、お腹が張る、ストーマのむくみなどがあります。完全に閉塞した場合は、便の量が少なくなったり、排便が完全になくなったりします。また、吐き気、嘔吐が出現します。食物繊維を多く含んだ食品類は食物残渣や排便量が多くなりやすく、過剰な摂取によりフードブロッケージをおこしやすくなります。食物繊維を多く含んだ食品類は、一度に大量に摂取しない、食品を細かく刻む、よく噛んで食べるようにしましょう。排便が少しずつ認められ症状が軽減すれば自宅にて様子をみてよいでしょう。24時間以上完全に排泄が認められない場合はかかりつけの医師や看護師に相談してください。

食物繊維を多く含んだ食品

インゲン豆・コーン・ポップコーン・フライドポテト・マッシュポテト・ドライフルーツ・ナッツ類・果物の種や皮・穀類・きのこ類・海藻 など

内服薬の注意

内服薬には、小腸や大腸の全体で徐々に溶解し薬の効果がでる薬剤(腸溶剤、徐放剤など)があります。イレオストミーの場合は、腸溶剤や形状の大きな錠剤などは、腸内の停滞時間が短くなることにより薬が溶解せずにストーマから排泄されることがあります。内服薬を服用後、薬剤の断片などがストーマから排泄されていないか観察するようにして、排便の中に内服薬が混入している場合は主治医に相談して、散剤や水剤を処方してもらうなどの対応をしてください。病院を受診する際には、イレオストミーを保有していることを医師に説明してください。重篤な水分や電解質の不均衡を引き起こすことがあるため、下剤の服用は主治医に相談しましょう。

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