ストーマとともに
暮らす・支える

スポーツ

ストーマを保有していることで活動に制限はありません。いくつかの注意点に気をつけて様々なスポーツや趣味、仕事を楽しめます。

注意点

  • スポーツの前にはストーマ袋内の排泄物は処理しておきましょう。
  • 動きの激しいスポーツを楽しむときは、ストーマベルトや腹帯などを使用すると装具が安定します。
  • 過度に腹圧がかかるスポーツや格闘技などは、ストーマ旁ヘルニア発生の可能性があるため医師、ストーマ外来で相談したほうがよいでしょう。
  • 大量の汗や水の中に入るスポーツでは皮膚保護材のふやけが進んでしまう場合がありますので、装具交換を一日早める、面板の外周に防水テープを貼るなどの調整をしましょう。

生き生き元気な休日を

ストーマを造設した順平さん
体力も回復してバリバリ仕事も
こなし今日は会社の人とゴルフです。

順平さんもストーマを気にせず
ゴルフを楽しんでいますね

どうやらゴルフも終わり、お風呂に向かうようです。

トイレに入った順平さん ストーマ袋を小さく目立たないようにしました。

順平さんは左側のストーマが見えにくいように左端に座ったようです。

順平さんのようにちょっとしたことを工夫すれば
仕事も生活も楽しんでいけますね。

ストーマ保有者との出会い

70歳の虎夫さん
ベテランの植木職人さんです。

重いはしごもなんのその
高い木の枝を刈り揃えていきます。

枝の木々もすっかり
きれいになってきました。

「お茶でもいかがですか?」
「私、ストーマがありまして」
「その前にトイレを…」
「本当ですか私もですよ」

どうやら順平さんと同じく虎夫さんもストーマ保有者のようです。
「あれ?そちらは左ですか? わたしは右です」

たくさん動いている虎夫さんの
ストーマ袋も破れることなく
丈夫な素材でできています。

順平さんは尿路ストーマと
消化管ストーマの違いを学んだようです。
また、虎夫さんのように元気に仕事を
続けている姿にはげまされたようです。

ストーマ外来

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