ストーマ(人工肛門・人工膀胱)とは?

ストーマ(人工肛門・人工膀胱)ってなんですか?

人工肛門や人工膀胱とも言われています。
腸や膀胱の病気のために切り取った部分のかわりにお腹につくられる排泄のための口です。
“人工”と言いますが、機械や器具をつけるのではなく、腸や尿管を直接お腹に出してきて人工的に排泄の口をつくります。

ストーマ(人工肛門・人工膀胱)とは

どういう人がストーマをつくるのでしょうか?

ストーマが必要になる病気は癌だけではありません。
事故や消化管の炎症性の病気でも必要となることがあります。

ストーマの手術をするとどのように用をたすのでしょうか?

お腹につくられた“ストーマ”からお小水やお通じがでる仕組みですが、専用の袋状のストーマ用装具をお腹に貼ってそこに排泄物をためます。ある程度たまったらトイレで袋の中の排泄物を出します。

ストーマ(人工肛門・人工膀胱)からの排泄管理

ストーマをもって日常生活は何か困ることがありますか?

排泄の方法や袋のとりつけなどの方法を覚えて慣れる必要はありますが、それができれば手術前と同じ生活ができます。排泄物をためる袋は洋服の下に隠れますので外観上わかりません。また、正しい管理をしていれば臭いがするなどの問題もありません。したがって、仕事、旅行、スポーツや温泉など、何も制限されることもありません。ストーマを持ってゴルフはもちろん、水泳をされている人、着物を着て趣味や仕事をしている人、海外旅行に行ったり温泉旅行に行ったりされる方はたくさんいらっしゃいます。

上へ戻る