ストーマ(人工肛門・人工膀胱)とともに
暮らす・支える
食事
ストーマの造設をしたからといって、食事の制限はありません。暴飲暴食を避け、バランスよく食事をすることを心がけましょう。内蔵疾患などで食事療法をしている場合は、術前と同じように継続することができます。
消化管ストーマでは摂取する食物の内容により、便の量、形状、臭いなどや、排ガスなどが影響を受けます。術式や体質により個人差がありますが、術前に下痢や便秘の原因となっていた食品や、一般的に下痢をしやすいといわれている食品を摂取した後の排便状況を観察するとよいでしょう。
摂取することによってガスが多くなったり、下痢をしたりした食品類は、排ガス音や排便を控えたい状況のときには摂取を控えるなど、排泄のコントロールの方法として取り入れることができます。